筑後 江浦城


お城のデータ
所在地 福岡県みやま市高田町江浦
遺 構 堀跡
形 式 平城 築城者: 永江平方 築城年代: 永禄3年


見 ど こ ろ
 江浦城は、淀姫神社から国道208号線/江の浦本丸交差点の一帯に築かれていた。現在は宅地と水田となっていて、交差点を中心として方形に本丸の堀が、細い用水路として僅かに残っているに過ぎない。交差点脇には立派な城石碑が立てられいた。


歴     史
 江浦城は、永禄3年に代々この地を領していた永江勘解由左衛門平方によって築かれた。天正10年には鷹尾城主田尻鑑種の一族田尻了哲が城主となり、永江氏共々龍造寺氏と対峙した。

 天正15年、立花宗茂が柳川城主となり、江浦城主には宗茂の弟高橋直次が入った。慶長5年、田中吉政が筑後一国の主となると、一族田中主水正、次いで吉政の三男忠政が城主となったが、元和元年の一国一城令により廃城となった。


お城へのアクセス
鉄 道: 西鉄天神大牟田線江の浦駅〜徒歩約10分
 車 : 九州道八女IC〜国道442号線〜県道83号線〜国道208号線
駐車場: なし。


ひとくち MEMO
鷹尾城の四支城の一つ、龍造寺氏との籠城戦を戦い抜いたお城。

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