因幡 勝山城


お城のデータ
所在地 鳥取県鳥取市気高町勝見
遺 構 曲輪、堀切
形 式 山城 築城者: 首藤豊後守 築城年代: 興国年間


見 ど こ ろ
 勝山城は、現在勝山城址公園となっていて、本丸・二の丸・三の丸、そしてそれぞれの曲輪を結ぶ尾根沿いの曲輪を見ることが出来る。地形の荒廃が進み、土塁も残っていたようだが、夏草の茂みに遮られ確認することは出来なかった。

 また、案内板にあった縄張り図によると随所に堀切・切岸が書かれていたが、公園の駐車場から二の丸へ至る登城道で、北の堀切は唯一確認できた。城の遺構にはあまり期待できないが、眼下に日本海を眺めることができる本丸からの眺めはすばらしい。


歴     史
 勝山城は、興国年間に因幡守護山名氏に従ってこの地に来た首藤豊後守によって築かれ、以後首藤氏の居城であった。

 永禄年間、尼子氏の因幡侵攻により城は落城、以後尼子氏の持城となった。天正年間初頭、鳥取城攻めを行った羽柴秀吉に従った、鹿野城の亀井茲矩によって攻められ落城したと伝えられているが、詳細は判らない。 


お城へのアクセス
鉄 道: JR山陰本線浜村駅〜徒歩約15分
 車 : 中国道作用IC〜国道373号線〜国道53号線/鳥取〜国道9号線〜県道32号線
駐車場: 勝山城址公園の無料駐車場を利用。


ひとくち MEMO
日本海が一望できるお城。

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