日向 梶山城


お城のデータ
所在地 宮崎県北諸県郡三股町長田字城内
遺 構 曲輪
形 式 山城 築城者: 高木氏 築城年代: 応永年間


見 ど こ ろ
 北郷元秀・忠通の墓がある大昌寺跡を経てミカン畑となっている梶山城へと登る。梶山城は、本丸・二の丸・仮屋城・杖房の曲輪を持つ縄張りの城だ。ミカン畑となっていて曲輪(切岸等)の様子はわかるが、土塁などの遺構はブッシュに阻まれてよく判らなかった。

 公民館から東に真っ直ぐ延びる直線道路、これが仮屋馬場と呼ばれ、武家屋敷の面影が馬場の両側に残り、道路左手には地頭館跡もある。  


歴     史
 梶山城は、応永年間に高木氏によって築かれた。梶山城は、島津氏と伊東氏との間で長年に渡って争奪戦が繰り広げられた。梶山城の城主は、応永年間から高木氏、嘉吉元年より島津忠朝が領し、明応4年より都於郡城主伊東氏の持城となった。

 元和元年、一国一城令により廃城となり、梶山城の南山麓に領主館が置かれ、都城島津氏の外城として明治を迎えた。


お城へのアクセス
鉄 道: JR日豊本線三股駅〜バス/梶山
 車 : 宮崎道都城IC〜国号12号線〜県道12号線〜県道33号線
駐車場: なし。(梶山小学校前の地区公民館の駐車場を利用。)


ひとくち MEMO
城の麓に小さな小さな城下町を持つお城。
  • 梶山城の登城口
    梶山城へ行くには、梶山小学校が目印。小学校の校門前にある地区公民館から山手へ向かって登城道?がある。

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