伊勢 松ヶ島城


お城のデータ
所在地 三重県松阪市松ヶ島町城之腰
遺 構 天守台、曲輪、移築書院
形 式 平城 築城者: 北畠具教 築城年代: 永禄10年


見 ど こ ろ
( 天守跡に建てられた石碑 )
 北畠信雄、蒲生氏郷と蒼々たる武将の居城であった松ヶ島城は、現在は遺構らしきものは何も残っていない。松阪市内継松寺の書院が松ヶ島城からの移築されたと云われている。

 農村の集落はずれ、田圃と畑に囲まれた所に、草に覆われたこんもりとした丘(天守山と呼ばれている)がある。ここが松ヶ島城の天守があった場所で、城石碑が建てられている。


歴     史
( 継松寺の書院 )
 永禄10年、北畠具教が織田信長の侵攻に備えて築城した。その後家督を継いだ北畠信雄(信長の次男)は、大改修を行い五層の天守を築いた。

 天正12年、蒲生氏郷が日野中野城から12万石で移って来る。氏郷は城が海に近く手狭なため、松坂城を築き移り松ヶ島城は廃城となった。


お城へのアクセス
鉄 道: 近鉄山田線松ヶ崎駅〜徒歩約15分
 車 : 伊勢道松阪IC〜県道59号線〜国道42号線/松ヶ崎駅前
駐車場: なし


ひとくち MEMO
田圃と畑に囲まれた小さな丘となった天守台が残るお城。

三重県お城
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