三河 長沢城


お城のデータ
所在地 愛知県豊川市長沢町古城
遺 構 井戸
形 式 丘城 築城者: 長沢四郎 築城年代: 長禄2年


見 ど こ ろ
 長沢城は、別名長沢古城とも呼ばれ、現在の長沢保育園、そして国道1号線を挟んで北側にある古城団地一帯に築かれていた。 

 国道に分断され、また宅地化でどのような城であったかは今では何も判らないが、城の唯一の遺構は保育園にある井戸(コンクリートで固められている)が残る。当然後世のものであるが、周囲に築かれた石垣がお城の雰囲気を醸し出していてちょっと嬉しかった。


歴     史
 長沢城は、長禄2年に長沢四郎によって築かれた。戦国時代に岩津城主松平信光(宗家3代目/家康は9代目)が長沢城を攻めて奪い、子の親則を城主に据えた。

 親則は、十八松平の一つ長沢松平氏の祖となった。天正18年、城主松平康直は家康の関東移封に従って武蔵深沢1万石へと移った。


お城へのアクセス
鉄 道: 名鉄名古屋本線名電長沢駅〜徒歩約10分
 車 : 東名高速音羽蒲郡IC〜国道1号線
駐車場: なし。


ひとくち MEMO
十八松平の一つ長沢松平氏発祥のお城。

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