上総 高滝陣屋


お城のデータ
所在地 千葉県市原市大和田字後山
遺 構 なし
形 式 陣屋 築城者: 板倉重宣 築城年代: 天和3年


見 ど こ ろ
 高滝陣屋は、ダム湖の高滝湖に架かる加茂橋東詰に位置する大和田地区に築かれていた。丁度地区の中心部にある大和田農村公園の北側住宅地一帯が陣屋跡であった。付近を散策するが陣屋の遺構らしきものは何も残っていなかった。


歴     史
 高滝陣屋は、天和3年に板倉重宣によって築かれた。重宣は、武蔵岩槻6万石を領し老中を務めた板倉重種の兄重良の長男に生まれた。天和2年に父重良が病気を理由に廃嫡されたこと遠因となり、家督相続を巡って騒動となった結果、重種は老中職を解かれ信濃坂木へ蟄居転封となった。

 天和3年、重種の隠居に際し幕府裁定により重宣が2万石を分知された。しかし、翌貞享元年に重宣が死去し養子重高が継承した。元禄12年に重高は備中庭瀬へと転封となり高滝陣屋は廃された。


お城へのアクセス
鉄 道: 小湊鉄道高滝駅〜徒歩約15分
 車 : 首都圏中央連絡道市原舞鶴IC〜県道186号線
駐車場: なし


ひとくち MEMO
短期間だが2万石の陣屋が置かれていたのだが・・・。

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