播磨 長水城


お城のデータ
所在地 兵庫県宍粟市山崎町宇野
遺 構 曲輪、石垣、土塁、堀切
形 式 山城 築城者: 赤松則祐 築城年代: 文和年間


見 ど こ ろ
 長水城は、標高584m・比高450mの長水山山頂に築かれている。山頂までの登城道は勾配はメチャメチャきつい。汗だくになって登りついた城跡には、日蓮宗真徳寺がある。住職やその家族が、日々この急な登城道を使って生活されているのには驚かされ脱帽。

 山頂の最高所に本丸を置き、尾根に沿って南北に二の丸、更に南の尾根の先端に三の丸が配されている。本丸の主郭部(寺の本堂が建つ)には石垣が築かれている。


歴     史
 長水城は、文和年間に播磨守護赤松則祐によって築かれ広瀬師頼に守らせた。その後、守護代宇野氏が長水城を本拠として、赤松氏築いた城を拡張・修築を行った。

 赤松氏の勢力衰退に伴い、自立した宇野氏は篠の丸城・香山城などの支城を築き勢力を誇っていたが、天正8年、羽柴秀吉による長水城攻めにより宇野光時は滅ぼされた。その後、元和元年に池田輝澄によって山崎城が築かれ長水城は廃城となった。


お城へのアクセス
鉄 道: JR山陽本線姫路駅〜バス/山崎〜バス/宇野
 車 : 中国道山崎IC〜国道29号線〜県道429号線
駐車場: 大手道からは、伊水小学校の駐車場を利用
搦手道からは、林道終点に駐車スペース10台程度あり


ひとくち MEMO
登城道はともかく急で長い道のり(約1時間)の先にお寺が・・・。
  • 長水城の登城口
    大手口〜伊水小学校の裏手に小公園あり、この公園奥から登城道がある。(標識あり)

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