日向 山之口城


お城のデータ
所在地 宮崎県都城市山之口町山之口字大門
遺 構 曲輪
形 式 山城 築城者: 土肥氏 築城年代: 延元年間


見 ど こ ろ
 山之口城は、332mの城山に築かれた城だ。城山の三方は東岳川とその支流に囲まれた天然の要害だ。資料によると、本丸・二の丸・三の丸・小城の4つの曲輪があるとのこと。麓の走湯神社境内から登城口があるのではないか?と辺りを探索くるが登り口が見つからず登城は断念した。

 国道沿いの「人形の館」は、山之口城廃城後に薩摩藩によって設けられた地頭館跡。時間があれば立ち寄って見てはいかが・・・。


歴     史
 山之口城は、延元年間に土肥氏によって築かれ代々土肥氏の居城であったが、島津氏によって城を追われ、明応4年には都於郡城主伊東氏の持城となって、海老原隠岐守・長倉氏が在城した。天文3年、都城城主北郷氏の所領となり、天正15年伊集院忠棟の所領となった。

 慶長4年の庄内の乱には田中小兵衛・永野玄蕃・倉野七兵衛らが守将となった。その後、元和の一国一城令によって廃城となった。


お城へのアクセス
鉄 道: JR日豊本線山之口駅〜バス/麓
 車 : 宮崎道都城IC〜国道10号線〜県道12号線〜国道269号線
駐車場: なし。


ひとくち MEMO
登城口がわからずい山頂部の城へ登城出来ず、地頭館より城を眺めた。

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