飛騨 金森左京屋敷



お城のデータ
所在地 岐阜県飛騨市神岡町釜崎
遺 構 なし
形 式 居館 築城者: 金森重勝 築城年代: 元和元年


見 ど こ ろ
 金森左京屋敷は、高原川左岸の河岸段丘に築かれている。丁度、高原川の対岸には江馬氏の居館下館がある。江馬氏の名跡継承するならば、下館を陣屋として利用する選択はなかったのだろうか?現在の屋敷跡は廃校となった旧神岡工業高校の敷地となっている一帯に築かれていた。地元の方によると、グランドの東南隅に標柱があったが今は朽ちて撤去されてしまったとか。


歴     史
 金森左京屋敷は、元和元年に金森重勝によって築かれた。重勝は、飛騨高山藩主金森可重の五男、母は江馬暉盛の娘。この縁で重勝に江馬氏の名跡を継承すべく江馬氏の旧領高原郷3,000石を分知された。重勝は、兄重頼(高山藩3代藩主)の家老職を務めた。その後、左京家は本家が出羽上山美濃郡上八幡へと移封された際に従って高原郷を離れ、本家改易後は左京家が金森氏の名跡を継承して越前白崎で3,000石を新知に与えられ交代旗本に列した。


お城へのアクセス
鉄 道: JR高山本線飛騨古川駅〜バス/校舎前
 車 : 中部縦貫道高山IC〜国道41号線〜県道477号線
駐車場: なし


ひとくち MEMO
高山藩の分家金森左京が分知され構えた屋敷(居館)。

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