三河 挙母城



お城のデータ
所在地 愛知県豊田市小坂本町7丁目
遺 構 復興櫓、石垣、曲輪
形 式 平山城 築城者: 内藤政苗 築城年代: 天明2年


見 ど こ ろ
 城跡は、城址公園と言うよりも豊田市美術館を中心とした文化施設の一角に、復興隅櫓が申し訳けなさそうに建てられている。

 この復興櫓の櫓台部分の石垣が築城当時からあるもので、櫓台に続く石段と城壁部分の石垣は、全く新造されたものだ。(一見してすぐ判別できる)


歴     史
 挙母の地には、 金谷城佐久良城・挙母城と3つの城が築かれた。挙母城が一番新しく、寛延2年に内藤政苗が2万石で上野安中から入封した。

 政苗は、天明2年に幕府から築城費を与えられて童子山に築城した、江戸中期の新しい城である。しかし、櫓2基と要所に櫓門を設けた小規模な城である。内藤氏は、政苗以後挙母を動くことなく、11代文成の時に明治を迎える。


お城へのアクセス
鉄 道: 名鉄三河線豊田市駅〜バス/美術館北
 車 : 東名豊田IC〜国道155号線
駐車場: 豊田市美術館の無料駐車場利用(100台)


ひとくち MEMO
美術館の一角にひっそりと残っているお城。

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