常陸 真壁陣屋

お城のデータ
所在地：	茨城県桜川市真壁町真壁
遺　構：	なし
形　式：	陣屋	築城者：	浅野長重	築城年代：	慶長16年

見　ど　こ　ろ

（ 陣屋前通りの旧家 ） 　真壁陣屋は、真壁城西側の市街地内、丁度「真壁伝承館」の敷地となっている一帯に築かれていた。伝承館敷地の北隅に小学校跡の石碑と共に陣屋跡の碑が建てられいる。 　真壁陣屋の西端が「御陣屋前通り」で、かつては通りに面して往時は五十間（約90m）の正門の長屋門があり、陣屋の周囲には五間堀と土塁が囲繞していた。伝承館の建設に伴う発掘調査で、堀跡と庭園の池跡が出土している。

歴　　　　　史

（ 陣屋跡に建つ真壁伝承館 ） 　真壁陣屋は、慶長16年に浅野長重によって築かれた。慶長11年、浅野長政が隠居料として真壁5万石を与えられ、慶長16年に長政が没すると三男長重が父の隠居料を相続して下野真岡から移り、真壁城の南西端に陣屋を構えた。 　元和8年に長重は常陸笠間へと転封となったが、真壁領の内で桜川より東の地は笠間藩領に含まれ、移封後も明治まで真壁に采地陣屋が置かれた。

お城へのアクセス
鉄　道：	ＪＲ水戸線岩瀬駅〜バス／下宿
車　：	北関東道桜川筑西ＩＣ〜県道41号線〜県道7号線
駐車場：	真壁伝承館の無料駐車場を利用

ひとくち ＭＥＭＯ

笠間藩の采地陣屋として明治まで続いた陣屋。

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