山城 三淵氏伏見城


お城のデータ
所在地 京都府京都市伏見区桃山町松平越前
遺 構 なし
形 式 平城 築城者: 三淵氏 築城年代: 不明


見 ど こ ろ
 細川藤孝の兄三淵藤英の居城伏見城は、御香宮神社境内とJR奈良線との間の市街地一帯に築かれていた。現在は、マンションや住宅地の敷地で、地表には遺構は何も残っていないが、木幡山伏見城の発掘調査で、秀吉の伏見城の下層から三淵氏の伏見城の堀や土橋の遺構が出土したとか。 


歴     史
 伏見城は、築城年代は定かではないが三淵氏によって築かれた。元亀4年、足利義昭は二条城を出て槙島城で反信長の兵を挙げる。この時、三淵藤英は二条城の守将を務めていていたが、柴田勝家の勧降を受け入れ二条城から居城伏見城へと移った。

 槙島城の足利義昭を追放した信長は、天正2年に藤英の所領を没収し、坂本城で自害を命じている。この時に伏見城は廃城となった。尚、藤英の子光行は徳川家康に仕え旗本となっている。


お城へのアクセス
鉄 道: 近鉄京都線桃山御陵前駅〜徒歩約5分
 車 : 名神高速京都南IC〜国道1号線
駐車場: なし


ひとくち MEMO
細川幽斎の兄三淵藤英の居城。

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