信濃 坂木陣屋


お城のデータ
所在地 長野県埴科郡坂城町坂城
遺 構 石垣
形 式 陣屋 築城者: 徳川幕府 築城年代: 元和元年


見 ど こ ろ
 坂木陣屋は、しなの鉄道坂木駅前広場東側と道路を挟んだ住宅地一帯に築かれていて、タクシー乗り場の東正面に案内板が立てられている。案内文によれば、陣屋の石垣が残っていると書かれていたが、周りにはコンクリートの擁壁しかなく、どこに石垣があるのかよく分からなかった。


歴     史
 坂木陣屋は、元和元年に徳川幕府によって築かれた。寛永2年から越後高田藩領となり、天和2年に家督相続を巡る争いなどの理由により蟄居を命じられた板倉重種が武蔵岩槻から5万石を領して入封する。

 翌年に重種が隠居したあと所領は幕府の裁定により、重種の長男重寛が3万石、甥の重宣が2万石(上総高滝)と分割相続された。元禄15年、重寛は陸奥福島へと移封になり坂木は再び天領となり代官所が再設された。宝暦4年に中野に代官所は移されると、宝暦9年に廃止されるまで出張陣屋として存続した。


お城へのアクセス
鉄 道: しなの鉄道坂城駅〜徒歩1分
 車 : 上信越道坂城IC〜国道18号線
駐車場: 坂城駅の無料駐車場を利用


ひとくち MEMO
お家騒動で蟄居を命じられた老中が陣屋を構えていたとか・・・。

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