三河 坂崎古城


お城のデータ
所在地 愛知県額田郡幸田町坂崎字平蔵脇
遺 構 土塁
形 式 平城 築城者: 平岩氏 築城年代: 不明


見 ど こ ろ
 坂崎古城は、坂崎城のあった神明社から北に約150m程行った小字城・小字平蔵辺りに築かれていた。現在では宅地となっていて、往時の縄張りがどのようなものかは想像の域を出ないが、宅地の所々に土塁の一部が散在していた。


歴     史
 坂崎古城は、築城年代は定かでないが平岩氏によって築かれ、以後平岩氏代々の居城となった。平岩氏は、弓削氏の一族と云われ、坂崎の八百富神社にある「平岩の射割石」に因んで平岩氏と称した。

 平岩親吉は、家康の幼少期から近侍し、家康の信任あつく嫡男信康の傅役を務めた。天正18年に家康の関東移封に従い上野厩橋33,000石を領した。その後、慶長12年に徳川義直が尾張名古屋へ入ると付家老とて犬山123,000石を領して尾張徳川家の基盤を築いたが、継嗣なく親吉没後平岩氏は絶家となった。


お城へのアクセス
鉄 道: JR東海道本線幸田駅〜バス/坂崎南
 車 : 東名岡崎IC〜県道26号線〜国道248号線〜国道23号線
駐車場: なし


ひとくち MEMO
家康の信任厚かった平岩親吉の居城。

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