土佐 浦戸城


お城のデータ
所在地 高知県高知市浦戸
遺 構 天守台(一部)、曲輪、移築門
形 式 山城 築城者: 本山梅慶 築城年代: 戦国時代


見 ど こ ろ
 月の名所「桂浜」、高知随一の名所があるためここを訪れる観光客は絶え間ないが、この結果、観光・宿泊施設によって城跡は無惨にも開発されつくし、今は何も残っていない。

 浦戸城の本丸は、国民宿舎桂浜荘と駐車場がある辺りで、この北西角に天守台の一部と石垣が残っている。また、ここから桂浜へ降る道路の片隅に石碑と案内板が建てられている。(この辺りが三の丸跡)


歴     史
 浦戸城は、戦国時代に朝倉城主本山梅慶によって砦として築かれた。天正16年、長宗我部元親が岡豊城に代わる長宗我部氏の本城として築城し、天正19年に完成した。

 慶長5年、長宗我部盛親は関ヶ原で西軍に与したために改易となり、替わって遠江掛川より山内一豊が入城した。一豊は慶長6年に高知城を築城開始し、その完成によって浦戸城は廃城となった。


お城へのアクセス
鉄 道: JR土讃線高知駅〜バス/桂浜
 車 : 高知道高知IC〜国号32号線〜県道34号線〜県道14号線
駐車場: 桂浜の有料駐車場を利用。


ひとくち MEMO
月の名所『桂浜』を見下ろすお城。
  • 城門の移築先
    要法寺 高知市筆山町

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