常陸 館宿城


お城のデータ
所在地 茨城県つくば市吉沼館宿
遺 構 曲輪、土塁、堀
形 式 平城 築城者: 多賀谷重政 築城年代: 天文4年


見 ど こ ろ
( 集落中央部の稲荷神社 )
 館宿城は、新吉沼城とも呼ばれ吉沼城館群の一つであるが栗崎城を落とした多賀谷氏が築いた城だ。かつての笠根沼を囲むように東に大祥寺城、対岸北側に館宿城、南側に笠根城と三城が連携していたと考えられている。

 館宿城は、館宿地区一帯が城跡であるため、宅地化によって今では縄張りを知る由もないが、集落の中央部の稲荷神社は土塁の遺構の上に建てられているようだ。また、館宿地区東側から見ると、ここが城跡であると思える風景がそこにあった。


歴     史
 館宿城は、天文4年に多賀谷重政によって築かれた。原氏の栗崎城を攻め落とした下妻城主多賀谷重政は、家臣渡辺道金を城代として館宿に新城を築かせたと云われている。


お城へのアクセス
鉄 道: つくばエクスプレス 研究学園駅〜バス/吉沼四ツ角
 車 : 圏央道常総IC〜国道294号線〜県道56号線
駐車場: 館笠集落センター無料駐車場を利用。


ひとくち MEMO
多賀谷氏が築いた吉沼城館群の一つ。

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