越後 須田城


お城のデータ
所在地 新潟県加茂市後須田字山伏塚
遺 構 土塁
形 式 居館 築城者: 須田満親 築城年代: 永禄3年


見 ど こ ろ
 須田城は、信濃川左岸の自然堤防上に築かれ、現在の地蔵院境内を中心とする一帯が城域であった。城の遺構は、資料によれば本堂裏手にコの字型に土塁が残っているとのことで期待していたが、土塁の名残とおぼしき高まりは確認できるが、ほとんど消滅してしまっていた。山門前の黒松が、須田城の松として市の名木に指定されていた。


歴     史
 須田城は、永禄2年に武田信玄の北信侵攻により信濃須田の地を退去した須田満親によって築かれた。満親は、上杉謙信・景勝に重んじられ天正11年には信濃海津城主となり、上杉家信州衆筆頭の重臣となっている。満親の次男長義が家督を継いだ慶長3年、上杉景勝が会津へと移封された際に、陸奥梁川城へ移され、2万石を領した。関ヶ原敗戦後は須田氏は米沢へと移った。


お城へのアクセス
鉄 道: 信越本線加茂駅〜バス/上須田
 車 : 北陸道三条燕IC〜国道289号線〜県道1号線〜県道9号線
駐車場: なし


ひとくち MEMO
北信の豪族須田氏が越後に逃れて居を構えたお城。

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