下総 鷲宮館


お城のデータ
所在地 茨城県結城郡八千代町沼森字登戸
遺 構 曲輪、土塁
形 式 平城 築城者: 高 師冬 築城年代: 南北朝時代


見 ど こ ろ
 鷲宮砦は、沼森地区にある鷲神社境内となっている一帯に築かれていた。南北朝争乱期の陣城と考えられ、今ではどのような縄張りであったのか知る由もない。ただ、茨城県の城館調査報告には土塁跡が一部残るとあり、社殿裏手などを探索してみたが確認することが出来なかった。


歴     史
 鷲宮砦は、南北朝時代に高師冬によって築かれた。暦応2年に南朝方の北畠親房が小田城から大宝城へ入る。関東執事に任じられていた足利尊氏の重臣高師冬は、関城大宝城駒城等の南朝方の拠点を攻めたが、この攻城戦の拠点の一つとして鷲宮砦が築かれた。


お城へのアクセス
鉄 道: JR東北本線古河駅〜バス/八千代役場〜徒歩約30分
 車 : 圏央道五霞IC〜国道4号線〜国道125号
駐車場: 鷲神社の参拝者用無料駐車場を利用。


ひとくち MEMO
駒城など南朝方の攻城に備えて築かれた砦。

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