近江 膳所城


お城のデータ
所在地 滋賀県大津市本丸町
遺 構 曲輪、復興門、石垣、移築城門
形 式 平城(水城) 築城者: 徳川家康 築城年代: 慶長6年


見 ど こ ろ
 瀬田の唐橋を守護する役目を担った膳所城は、琵琶湖の中に石垣を築き、本丸・二の丸を配置し、本丸には四層四階の天守が建てられた城だった。

 水に映え、琵琶湖に浮かぶこの城も、本丸付近が公園となっているが、破壊が著しく天守閣跡(石碑あり)北側に石垣がわずかに残っているだけ。琵琶湖が、残る石垣の下に迫っており、当時の水城を偲ばせてくれる。

 


歴     史
 慶長6年、徳川家康の天下普請第1号として、藤堂高虎に縄張りさせ、諸国の大名に命じて普請に当たらせ、慶長7年には戸田一西が初代城主として大津城より入封した。

 2代戸田氏鉄は、元和2年に摂津尼崎へと移り、代わって三河西尾より本多康俊が入封する。元和7年には本多氏に代わり菅沼氏が伊勢長島より、寛永11年には石川氏が下総佐倉より入封した。
 
  慶安4年、石川憲之は伊勢亀山へと移り、入れ替わりに本多俊次が7万石で入封し、本多氏が13代康穣まで代々続いて明治に至った。 


お城へのアクセス
鉄 道: 京阪電鉄石山坂本線膳所本町駅〜徒歩約10分
 車 : 名神大津IC〜国道1号線〜市道
駐車場: 膳所公園前の無料駐車場を利用。


ひとくち MEMO
かつては琵琶湖に浮かんでいたお城。

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